2014年02月23日
2014年02月17日
2014年02月16日
焼肉雑学⑥ 固い肉と柔らかい肉
について、お送りします。
肉の柔らかい、固いって焼肉を食べるうえで、かなり重要な要素になるかと思います。
調理法や下処理などによって、固いお肉を柔らかくさせる。なんてこともありますが、元々の肉質が食べたときの柔らかさに直結しますね。
一般的に
運動量が多い部分→赤身で締まったお肉になる
運動量が少ない部分→柔らかいお肉
となることが多いです
わかり易いのが
牛タン
一般の焼肉店で、牛タンの 特上、上、並 があったとします。
ご存知の方も多いとおもいますが、牛タンは牛の舌のことです。
付け根にいくほど肉質として、脂がのっていて柔らかいです。
ですから、一般店において商品化するときは牛の根本側から
特上→上→並
と採っていくことになります。
牛の舌は当然先の方が運動量が多く、根本に行くにしたがって運動量が少なくなります。
それにより、一本の舌でも、このような肉質の変化が起きるわけです。
ヒレ、サーロイン等一般的に柔らかいとされる部位は、どちらをみても牛の身体の中では運動量が少ない部分ですね。
牛タンの根本だけを使った「厚切りタン」
http://over-lay.co.jp/
2014年02月10日
焼肉雑学⑤ 焼肉のお値段 part3
「部位別のお値段と希少部位」についてお送りいたします。.
前回すこし肉の相場について説明いたしました。
お肉の部位(牛の身体のどの部分か)は細かく分けると、多数あります。
うで、バラ、もも、ロース等々・・・
しかも最近では、ミスジ、カイノミ、イチボ・・・などという名称で、さらに細分化された、部位の名称が一般の方の耳にも届くようになりました。
そして、最近メディア等でよく耳にする「希少部位」
ではそもそも「希少部位」とはなんでしょう?
なんとなく、貴重な部分なのかな?とか珍しい部分なのかな?なんていうのは感覚で分かると思います。
お肉の部位っていうのは、当然のことながら、牛さんの身体の一部なわけです。
よって、大きい部分もあれば、少ししか採れない部分もある。
例えば牛のタン
タン=舌ベロ ですが、一頭の牛から取れる量ってせいぜい1㎏~2㎏ってとこでしょうか?
牛肉一頭分の数量から考えるとめちゃくちゃ少ないです。
それに比べて、モモのお肉なんてのは比較的多いですね。
でも、最近ではモモ肉をさらに細分化した呼び名でよびます。
例えばモモの中で「シンタマ」って呼ばれるところがあるんですが、その中で上質なサシが入る部位で「友三角(ともさんかく)」ってのがあります。一般的にはやはり希少部位と呼ばれるところですね。牛の半身で1㎏~2㎏くらいしかとれませんから。
ただ・・・
これだけお肉の部位の名称を細分化させれば・・・
どこの部分でも、希少部位になりませんか?
そう考えると言葉の上での希少部位というのは極端に言えば、どこの部位であっても、希少部位と言えなくはない、と個人的には思ってしましいます。
でも、メディア等が取り上げる希少部位っていうのは、これに+αの要素が加わってくることが多いです。
ここで前回お話した、相場が関わってきます。
今度は相場といっても、季節の変化ではなく、牛の部位の需要に対する相場です。
一般的に需要の側面で考えると
みんなが食べたい部位→人気がある部位→需要が高い部位→値段が上がる
供給面で考えると
少ししか採れない部位で需要が高い部位→供給が需要に追い付かない→値段が高くなる
これが、結果的に
希少部位=美味しい肉=高い肉
ってなことになるわけです。
みんなが欲しいと思うもの、美味しいと思う肉、というのは当然のことながら長い目でみると、値段が高くなっていくわけです。
そして、その流通量が減れば減るほど高くなります。
たとえ文字通り、ほんとの希少部位であっても、だれも食べたがらない美味しくないお肉は、高値はつきません。
ということは・・・
大多数の方が美味しい!と思う肉は
おのずと高い肉である可能性が高くなってきます。
安いお肉で「当たり!」を見つけるのは難しいですが。
あなたが、一般的な舌の感覚をお持ちでしたら、高い肉には「当たり!」が多いはずです。
肉の値段はお肉屋さんだけが決めているのではなく、民意が決めている側面もあるということです。
長くなりましたが、今回は以上です。
日の焼肉雑学は 焼肉のお値段 part3
「部位別のお値段と希少部位」についてお送りいたします。.
前回すこし肉の相場について説明いたしました。
お肉の部位(牛の身体のどの部分か)は細かく分けると、多数あります。
うで、バラ、もも、ロース等々・・・
しかも最近では、ミスジ、カイノミ、イチボ・・・などという名称で、さらに細分化された、部位の名称が一般の方の耳にも届くようになりました。
そして、最近メディア等でよく耳にする「希少部位」
ではそもそも「希少部位」とはなんでしょう?
なんとなく、貴重な部分なのかな?とか珍しい部分なのかな?なんていうのは感覚で分かると思います。
お肉の部位っていうのは、当然のことながら、牛さんの身体の一部なわけです。
よって、大きい部分もあれば、少ししか採れない部分もある。
例えば牛のタン
タン=舌ベロ ですが、一頭の牛から取れる量ってせいぜい1㎏~2㎏ってとこでしょうか?
牛肉一頭分の数量から考えるとめちゃくちゃ少ないです。
それに比べて、モモのお肉なんてのは比較的多いですね。
でも、最近ではモモ肉をさらに細分化した呼び名でよびます。
例えばモモの中で「シンタマ」って呼ばれるところがあるんですが、その中で上質なサシが入る部位で「友三角(ともさんかく)」ってのがあります。一般的にはやはり希少部位と呼ばれるところですね。牛の半身で1㎏~2㎏くらいしかとれませんから。
ただ・・・
これだけお肉の部位の名称を細分化させれば・・・
どこの部分でも、希少部位になりませんか?
そう考えると言葉の上での希少部位というのは極端に言えば、どこの部位であっても、希少部位と言えなくはない、と個人的には思ってしましいます。
でも、メディア等が取り上げる希少部位っていうのは、これに+αの要素が加わってくることが多いです。
ここで前回お話した、相場が関わってきます。
今度は相場といっても、季節の変化ではなく、牛の部位の需要に対する相場です。
一般的に需要の側面で考えると
みんなが食べたい部位→人気がある部位→需要が高い部位→値段が上がる
供給面で考えると
少ししか採れない部位で需要が高い部位→供給が需要に追い付かない→値段が高くなる
これが、結果的に
希少部位=美味しい肉=高い肉
ってなことになるわけです。
みんなが欲しいと思うもの、美味しいと思う肉、というのは当然のことながら長い目でみると、値段が高くなっていくわけです。
そして、その流通量が減れば減るほど高くなります。
たとえ文字通り、ほんとの希少部位であっても、だれも食べたがらない美味しくないお肉は、高値はつきません。
ということは・・・
大多数の方が美味しい!と思う肉は
おのずと高い肉である可能性が高くなってきます。
安いお肉で「当たり!」を見つけるのは難しいですが。
あなたが、一般的な舌の感覚をお持ちでしたら、高い肉には「当たり!」が多いはずです。
肉の値段はお肉屋さんだけが決めているのではなく、民意が決めている側面もあるということです。
長くなりましたが、今回は以上です。
焼肉酒庵 兎我野
http://over-lay.co.jp/
2014年02月10日
2/11の営業案内
祝日のため、臨時営業いたします。
皆様のお越しを心よりお待ちしております
なお、2月13日(木曜日)を振替にて、店休日とさせていただきます。
焼肉酒庵 兎我野
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2014年02月07日
焼肉雑学④ 焼肉のお値段 part2
前回、お店ごとの価格設定などについてお話しましたが、今回は牛の相場について、お話しようと思います。
当たり前といえば当たり前のことなのですが・・・
牛肉の価格って、需要と供給で価格が成立する。という側面を強く持っています。
牛に限らず、食品全般的に言えることですけどね。
わかり易い例を一つ挙げるなら
年末年始は牛の相場がぐっと跳ね上がります。
お正月や年の瀬、みなさん贅沢をされることが多いため、牛肉の需要が高まります。すると、需要>供給となりますから、当然値段が高くなるわけです。
他にも季節の変化で言うと、
冬場→すき焼き、しゃぶしゃぶの需要→モモや、ロース系のお肉のお値段が上がる
夏場→焼肉、バーベキュー等の需要→バラ系のお肉のお値段が上がる
なんていう現象が起こりやすいですね。
肉雑学として、知っておいていただければと思います。
次回は・・・
今回の話を踏まえて、
焼肉のお値段part3 部位別のお値段と希少部位についてお送りいたします。
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2014年02月07日
ビーフヘレカツサンド
え!?5000円!?
間違ってるんじゃない?
間違ってません・・・
最高級和牛ヘレ肉を贅沢に使用した、カツサンド。
都内や京都、大阪などの洋食屋さんなんかではよく見かけるのですが、静岡県内で食べれるところは少ないのではないでしょうか。
ただでさえ柔らかくて美味しい和牛ヘレ肉。
カツにしたって不味いわけがない!!
是非一度お試しを。。
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2014年02月07日
2014年02月07日
焼き野菜バーニャカウダソースで
アスパラ、ズッキーニ、パプリカなど、色とりどりのお野菜を熱々の鉄板でお焼き頂いてから、バーニャカウダソースにてお召上がりいただきます。
女性は勿論、男性にも人気の一品でございます。
イタリアピエモンテ地方発祥のバーニャカウダ。
当店のワインリストより、ピエモンテのスパークリングワイン
アッパチーア イエロー ブリュット(フルボトル2500円)
とご一緒にいかがでしょうか。
2014年02月03日
焼肉雑学③ 焼肉のお値段 part1
本日は焼肉のお値段についてです。
part1 では お店別の価格設定についてお話したいと思います。
一口に焼き肉屋といっても、お値段は様々ですね。
食べ放題を売りにする、激安店から高級店まで。
※今回ホルモンをメインにしているお店は別として、お話したします。
前回も少しお話しましたが、牛肉の価格に関して言うと、一般的に
リーズナブルな順から
①外国産牛(オーストラリア、アメリカが主)
②国産牛
③和牛
となります
焼肉店を3種類に大別するとして
A 安売り店(~3000円)
B 中間店(3000円~5000円)
C 高級店 (5000円~)
※お飲み物は別として
の3段階に分けてみましょう。
焼肉は肉を焼くだけのシンプルな料理です。
ということは、肉の仕入れ価格が、メニューの価格設定に直結しやすいです。
なぜなら、他の料理と違って、材料に手をかけて付加価値をつけて提供することが困難になるからです。
A 安売り店では、①外国産牛を中心に使うことが多いでしょうし、
C 高級店では、③和牛を中心に使うことが多いでしょう。
B 中間の価格帯の店は、国産牛をしようしたり、部位によって外国産や和牛などを使い分けたりする、お店が多いのではないかと思います。
焼肉屋に限った話ではありませんが、高いものには高いだけの理由が必ずあると思います。
今日はとにかくお腹いっぱい肉を食べたい!!
なんていう時もあるでしょうが。
たまの贅沢に焼肉屋でも・・・
今日は記念日だから・・・
なんていう時には、少し奮発して高級店と呼ばれる店に足を伸ばしてみるのもいいかもしれませんね。
焼肉酒庵 兎我野
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